立川市で長年使ってきた在来浴室のタイルにひび割れが見え始めたり、冬場の寒さや床下の漏水が気になり始めると、ユニットバスへのリフォームを検討する方が多くなります。ただ、在来浴室からの切り替え工事は、既存のユニットバスを交換する工事とは違い、解体・躯体調査・給排水工事といった複数の工程が絡むため、工期や費用の見通しが立てにくいのが正直なところです。本記事では、現場を見てきた経験から、工事フローを5段階に分けて時系列で整理し、立川市の気候特性に合わせた注意点まで掘り下げてご紹介します。
在来浴室とユニットバスの違いと工事が必要な理由
在来浴室は職人の手作業による仕上げで自由度が高い一方、築20〜30年を超えると漏水・断熱性能低下・カビ増殖の3つのリスクが顕在化します。ユニットバスへの切り替えは、これらを根本から解消する手段として効果的です。
在来浴室が抱える3つの老朽化リスク
在来浴室は、コンクリートやモルタルの下地にタイルを貼り、現場で防水処理を施す構造です。築年数が経過するとタイルの目地が痩せて細かいひび割れが生じ、そこから水が下地へ浸入していきます。立川市のように冬と夏の寒暖差が大きい地域では、この浸入水が凍結と融解を繰り返し、タイルの剥離や下地腐食を加速させる傾向があります。
また、在来浴室は壁面や床下に断熱材が入っていないケースが多く、冬場の浴室温度は外気温に近くなりがちです。脱衣所との温度差によるヒートショックのリスクも、専門的な観点から重要な検討ポイントとなります。さらに、目地のカビは見えている部分だけでなく、タイル裏側にも広がっているケースが少なくありません。
ユニットバスでリスク解消できる理由
ユニットバスは工場で防水パン・壁パネル・天井・浴槽を一体成型し、現場で組み立てる構造です。工場生産のため品質が一定で、防水パンは継ぎ目のない一体構造により床下への漏水リスクを大幅に抑えられます。
壁パネル内側には断熱材が組み込まれた仕様が主流となっており、立川市の冬季でも浴室内の温度低下を抑えやすくなります。浴槽自体にも保温材が巻かれた製品が多く、追い焚き回数の削減にもつながりやすいです。無料相談・お問い合わせはこちらから承っていますので、現在の浴室状況と合わせてご相談ください。
在来浴室からユニットバスへの工事フロー(全5段階)
立川市での標準的な工期は3〜5日程度で、解体・躯体調査・給排水工事・ユニットバス施工・防水検査の5段階で進行します。各段階で確認すべきポイントを把握することで、工事中の不安を減らしやすくなります。
段階1〜2:解体と躯体チェック(1〜1.5日目)
初日は既存の在来浴室を完全に撤去する解体作業から始まります。タイル・モルタル下地・浴槽・水栓金具などを順に剥がしていき、コンクリート躯体や木造の土台が露出する状態まで進めます。立川市内の戸建てで在来浴室を解体すると、廃材の量は1〜2tトラック1台分程度になることが多く、近隣への養生と搬出経路の確保が初日のポイントです。
解体が完了した時点で、躯体の腐食・シロアリ被害・配管の劣化状況をチェックします。現場で実際によく見るパターンとして、土台の木材が水分で黒く変色していたり、束石まわりにシロアリの蟻道が見つかるケースがあります。この段階で隠れた不具合を発見できれば、その後の施工品質に大きく影響するため、解体後の躯体写真を業者に確認させてもらうことをお勧めします。
段階3〜5:給排水・施工・検査(2〜5日目)
2日目以降は給排水管の位置調整から進めます。新しいユニットバスの規格に合わせて、給湯管・給水管・排水管の位置を移設し、必要に応じて床下の配管交換も行います。次にユニットバスの搬入・組立に入り、防水パンの設置から壁パネル、天井、浴槽、ドア、水栓金具と順に組み上げていきます。
最終段階では、シーリング処理による防水・水栓金具の試運転・排水試験を実施します。施工事例や業務内容については業務内容・施工事例はこちらでもご覧いただけます。
工事前の準備チェックリスト(5項目)
工事前に確認しておきたい項目は、浴室サイズ・給排水位置・躯体状況・工事期間中の入浴計画・近隣への連絡の5つです。事前準備が整っていると、工期遅延や追加費用の発生を抑えやすくなります。
浴室サイズと給排水位置の事前測定
ユニットバスには1216・1317・1418といった規格サイズがあり、数字は浴室の内寸を表しています(例:1216は1.2m×1.6m)。在来浴室の場合、既存の浴室寸法とユニットバス規格が完全一致しないことが多いため、事前測定で最適なサイズを選定する必要があります。立川市内の戸建てでは1418型や1620型が選ばれることが多い印象です。
給排水管の位置も重要です。在来浴室の排水位置はユニットバス側の規格と異なることが一般的で、配管の移設・延長工事が発生します。事前にプロの目で見て位置ズレの程度を確認しておけば、当日の追加工事を減らせます。
躯体腐食と仮設風呂の手配判断
| 入浴手段 | 費用目安 | 向いている方 |
|---|---|---|
| 仮設シャワー | 3〜5万円/工期 | 自宅で済ませたい方 |
| 銭湯利用 | 概ね500円前後/回 | 短期間の工事 |
| 日帰り入浴施設 | 概ね1,000円前後/回 | ゆっくり浸かりたい方 |
工事期間中の入浴計画は事前に決めておくのが安心です。立川市内には公衆浴場や日帰り入浴施設もあり、家族構成や工期に応じて選択肢を検討しておくとよいでしょう。躯体に腐食が見つかった場合は工期が1〜3日延長される可能性もあるため、余裕を持った計画が望ましいです。
工事中の5つの注意点と失敗パターン
工事中に起こりやすいトラブルは、給排水管のズレ・躯体腐食の追加工事・防水処理の不良・搬入経路の確保不足・工期延長の5つです。事前に把握しておくことで、業者との打ち合わせも明確になります。
給排水・躯体調査不足による追加工事
解体してから初めて分かる不具合の代表例が、配管位置のズレと躯体腐食です。在来浴室の場合、図面通りに配管が施工されていないケースもあり、解体後に配管を新規ルートで引き直すケースが発生します。立川市の戸建てでは、土台や柱の一部が長年の漏水で痩せており、補強工事が必要になる例も少なくありません。
追加工事の費用感としては、配管移設で概ね3〜8万円、土台補強で10〜30万円程度になるケースが多いです。これまで対応したお客様の中で、見積段階で床下点検口から目視チェックを行うことで、追加工事の発生を最小限に抑えられた事例もあります。
防水処理不良とその後の漏水トラブル
ユニットバス工事で最も重要なのが、ユニットと躯体の取り合い部分の防水処理です。シーリング材の打ち方や防水シートの貼り方に不備があると、1〜2年後に床下への漏水が発生するケースがあります。施工後すぐは問題なく見えても、目地の経年劣化で浸水するパターンです。
業者選びの際には、施工保証の年数(一般的には2〜10年程度の範囲)、防水処理の方法、漏水時の対応窓口の3点を確認しておくと安心です。現場での写真記録を施主側にも共有してくれる業者であれば、施工品質の透明性が高い傾向にあります。施工事例の確認は業務内容・施工事例はこちらからご覧いただけます。
立川市の在来浴室リフォーム事情と気候特性
立川市は夏は高温多湿、冬は乾燥して朝晩冷え込む内陸型の気候特性があり、在来浴室の老朽化を加速させる条件が揃っています。地域の気候に合った浴室選びが、長期的な快適性につながります。
立川市の気候が在来浴室に与える影響
立川市内の冬季は朝の最低気温が氷点下まで下がる日もあり、浴室内に残った湿気が結露として壁面に大量に付着します。結露水はタイル目地から下地へ浸入し、凍結時に体積が膨張することで、目に見えない微細な亀裂を年々広げていきます。
梅雨時期から夏にかけては湿度が高く、目地カビが増殖しやすい環境となります。立川市内で築25年以上の戸建てを点検すると、タイル裏側の防水層が部分的に劣化しているケースが多く、これが床下漏水の主な原因になっていることが分かります。立川市の気候特性を踏まえると、在来浴室は20〜25年程度を一つの目安にリフォームを検討するのが現実的です。
立川市でのユニットバス選びのポイント
| 仕様項目 | 標準仕様 | 立川市推奨 |
|---|---|---|
| 壁パネル断熱 | 断熱なし〜薄手 | 断熱材入り仕様 |
| 浴槽保温 | 保温なし | 高断熱浴槽 |
| 換気設備 | 換気扇のみ | 浴室暖房乾燥機 |
立川市内でユニットバスを選ぶ際には、断熱性能・防湿性能・換気性能の3点を重視するのがおすすめです。具体的には、壁・天井・浴槽すべてに保温材が入った仕様、浴室暖房乾燥機の設置による梅雨時のカビ対策、低床タイプの浴槽による安全性確保などが挙げられます。
立川市の補助制度については、住宅改修やバリアフリー化に関する制度が時期によって設けられることがあります。最新の補助金情報・申請方法は、立川市公式サイトまたは住宅政策担当窓口でご確認ください。ご相談やお見積りは無料相談・お問い合わせはこちらから承っております。
よくある質問(FAQ)
Q. 工事期間中、お風呂に入れないときはどうする?
立川市内の公衆浴場(概ね500円前後)、日帰り入浴施設(概ね1,000円前後)の利用が一般的です。仮設シャワーの手配も可能で、3〜5万円程度が目安となります。工期3〜5日であれば近隣施設利用で済ませる方が多い印象です。
Q. 工事中に躯体腐食が見つかったら、追加費用はいくら?
補強範囲によりますが、土台補強で概ね10〜30万円、工期延長は1〜3日程度のケースが多いです。事前に床下点検口から目視確認しておくことで、見積段階で予算化できるため、業者との打ち合わせ時に相談されることをお勧めします。
Q. 施工後の保証期間はどのくらい?
ユニットバス本体は概ね2年程度のメーカー保証、施工保証は業者により異なりますが2〜10年程度が一般的です。防水処理の保証内容は契約前に書面で確認しておくと安心です。
この記事を書いた理由
著者 – 有限会社オザキ
これまでお客様からよくいただくご相談として、「工事中にお風呂に入れない期間はどのくらいか」「躯体腐食で工期が延びる可能性はどの程度か」「防水処理がしっかりされているか確認したい」といった工事フローへの不安があります。在来浴室からの切り替えは工程が多いため、不安を感じるのは自然なことです。
工事の各段階で何が起こるかを事前に知ることで、業者への質問も明確になり、施工品質の確認ポイントも押さえられます。この記事が、立川市で在来浴室リフォームを検討される皆様の判断材料となれば幸いです。
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